福山雅治、菅田将暉の暴力に「怖い、あの人怖い…」
福山雅治と菅田将暉が4日、フジテレビにて行われた連続ドラマ「ラヴソング」制作発表会見に出席し、福山は撮影中に菅田から思いがけない暴力を受けたことを明かした。会見には、共演の藤原さくら、夏帆、宇崎竜童、水野美紀も登場した。
本ドラマは、夢破れた元プロミュージシャンの男・神代広平(福山)が、天賦の歌声を持つ女性・佐野さくら(藤原)と出会い、音楽を通して心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す姿を描いた感動のヒューマンラブストーリー。
菅田は、高校生の頃に出演したドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」(2011)以来の月9レギュラーにうれしさをにじませながら、当時は「恋が実らない役」だったことから、「今回は実ればいいな」と願望をポロリ。福山との共演にも喜んでおり、この日、福山と藤原が行ったギターセッション前の音合わせを「二人だけの繋がりが感じられて格好いい」と羨ましそうに見つめていた。
一方の福山は、主題歌「soup」のほか、劇中で神代が作曲する3曲も自身で手掛けることになった苦悩を告白。当初は快諾したものの、一つのドラマや映画で3曲も作ったことがないことに後から気づいたそうで、「最初は詞を書いたり、曲を作ったりしながら役作りをしなければいけなかったので、自分にとっては前代未聞の煮詰まり方をしましたね」と相当な苦労があったことを打ち明けた。
また、撮影中の衝撃エピソードも披露。劇中、さくらが神代に一方的に思いを寄せる中で、元々さくらに思いを寄せている空一(菅田)が登場するのだが、それについては「(恋愛で)こういうことはよくあるだろうと思った」と話す福山。しかし、「現場で想像以上の迫力で空一が僕に暴力を振るってきた」そうで、「(空一は)台本を読んだ感じよりも相当怖い人。怖い、あの人怖い」と訴えて笑いを誘う。「菅田君はいろんな現場でそういうこと(暴力)をやっていると思うんですけど、我々は中年になってくるとそういうのに慣れていないので」と語る福山は、「久しぶりのバイオレンスなシーンに固まってしまいました」とぶっちゃけ、会場を沸かせていた。(取材/錦怜那)
連続ドラマ「ラヴソング」はフジテレビ系にて4月11日放送スタート(毎週月曜午後9時~9時54分)、初回30分拡大放送