故ポール・ウォーカーさんの娘 事故車運転手の遺族から12億円以上
2013年11月に自動車事故で亡くなった俳優ポール・ウォーカーさんの17歳の娘メドゥさんが、事故車を運転していたロジャー・ローダスさんの遺族から1,010万ドル(約12億1,200万円)の支払いを受けるとTMZ.comが報じた。(1ドル120円計算)
メドゥさん側は、二人が乗っていたポルシェに非があったと訴訟を起こしているが、運転をしていたロジャーさんにも責任の一端があるとして支払いを求めていた。提出書類には、ポールさんが生きていれば、映画『ワイルド・スピード』シリーズなどで、さらに3,000万ドルから8,000万ドル(約36億円から96億円)は稼いでいただろうと記載されていたという。ロジャーさんの遺族とは1,010万ドルで示談に至ったようだ。
メドゥさんの弁護士は、「ロジャー・ローダスからメドゥ・ウォーカーの信託に支払われた額は、彼女の父親が生きていれば、映画スターとして稼いだであろう金額の極一部に過ぎません」とコメントし、今後ともポルシェの責任を追及していくとの声明を出している。
E! News などによると、経費や弁護士費用などを差し引くと、メドゥさんが受け取るのは約720万ドル(約8億6,400万円)になるという。(澤田理沙)