上戸彩、子どもたちのかけ声に「かわいい!」と笑顔
女優の上戸彩が14日、六本木の EX THEATER ROPPONGI で行われた映画『ズートピア』ジャパンプレミアイベントに、お笑い芸人の高橋茂雄(サバンナ)とともに来場、昨年8月に EXILE HIRO との間に第1子となる女児が誕生し子育て中の上戸は、会場から飛び出した子どもたちの声に「かわいい!」と笑顔を見せた。
本作は肉食、草食問わず、あらゆる動物たちが暮らす文明社会ズートピアを舞台にしたディズニーによるアニメーション作品。ウサギの新米警官ジュディが、キツネの詐欺師ニック・ワイルドの力を借りて、失踪事件に隠された秘密に迫る。製作総指揮をジョン・ラセターが務め、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワードと『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーアが共同でメガホンを取った。
イベントでは映画上映終了後に日本版主題歌「トライ・エヴリシング」のイントロが流れて映写スクリーンが上昇。そこにスモークとバックライトを背に受けたDreamのAmiが、楽器を手にした動物たちからなるズーラシアンブラスとともに登場し、伸びのある歌声で会場を盛り上げた。
そんなAmiのパフォーマンスを間近で見ていた上戸は「すてきでした!」と笑顔。Amiも「映画を観終わった後に登場して、皆さんが手拍子をしてくれたのが心強かった。自分が歌う『トライ・エヴリシング』が、輝けるきっかけになったらと思って歌いました」と充実した表情で観客に語りかけた。
本作では立派な警官になることを夢見るウサギのジュディの声を担当した上戸はアフレコについて「大変でしたね。8日間かかりましたからね」と述懐。「『3日で終わらせてやる!』という意気込みで入ったんですが、現場でコテンパンにやられて……。本当にダメ出しばかりで、最初はどうなるかと思いました」と振り返ったが、「でも何度観ても飽きないし、夢をあきらめないジュディはかわいいし。スタジオに行くのが楽しみでした」と付け加えた。
イベントの最後には上戸の「夢を信じて!」という掛け声にあわせ、会場全員で「ズートピア!」と声をそろえた。そしてその中で小さな子どもが一生懸命叫んでいる様子に気づいた上戸は「かわいい!」ととろけるような笑顔を見せていた。(取材・文:壬生智裕)
『ズートピア』は4月23日より全国公開