中村獅童『デスノート』リューク役を続投!ビジュアルもよりリアルでダークに
歌舞伎俳優の中村獅童が映画『DEATH NOTE デスノート』の続編『デスノート 2016』(10月29日公開)で、死神・リューク役を続投することが明らかになった。中村は2006年に2部作で公開された前作をはじめ、そのスピンオフ『L change the WorLd』(2008)や、2006年から2007年に放送されたテレビアニメでもリュークの声を担当。「私も原作が大好きですし、声のお仕事も度々やらせていただいていますので、思い入れが深い作品で、とても嬉しかったです」と喜びを語った。
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死神界の退屈な日々に嫌気が差し、暇を持て余したリュークは、前作で人間が「面白そうだから」という好奇心から自分のデスノートを人間界に落とし、そのデスノートを拾ったのが、夜神月(藤原竜也)だった。今作のリュークは、『GANTZ』シリーズの佐藤信介監督の新解釈とVFXの進化と共に、よりリアルかつダークなビジュアルに。さらに今回はフェイシャルキャプチャーにより、中村の表情までがリュークに反映されているという。
月とL(松山ケンイチ)の対決から10年、再び死神が地上にデスノートをばらまき、大混乱に陥った世界を舞台に描かれる本作に、中村も「出来上がりがどんな風になるのかなっていうのが私自身もすごく楽しみです」と期待を寄せ、「今までのデスノートファンの方、映画を観て好きになった方など、いろいろな方がいらっしゃると思いますが、この作品でまた新しいデスノートが誕生したのではないのかなという風に思います」と自信をのぞかせた。
前作に引き続き本作を手掛ける佐藤貴博プロデューサーは「獅童さんは、デスノートシリーズを象徴する俳優です。藤原竜也くんや松山ケンイチくん、そして我々の公私に渡っての兄貴分でもありましたので、獅童さんがリュークを演じてくれないと全く落ち着かないのです(笑)」とコメント。「ストーリー的にも、何故リュークはまたも人間界にデスノートをもたらすのか? 月やLの激闘をどのように捉えていたのか? が重要なカギとなります」と明かした。
原作に登場しながらも、映画やドラマでいまだ使用されていなかった「6冊ルール」(「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで」というもの)を採用し、現代ならではのオリジナルストーリーが展開する本作。デスノート対策本部特別チームの捜査官を務める主人公・三島創に東出昌大、その三島と共にデスノートを追う世界的探偵・竜崎に池松壮亮、そして二人を翻弄するサイバーテロリスト・紫苑優輝に菅田将暉がふんするほか、戸田恵梨香が“ミサミサ”こと弥海砂役を続投する。(編集部・中山雄一朗)
映画『デスノート 2016』は10月29日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開