安田顕、大和田獏のダジャレ連発にポカン
俳優の安田顕と大和田獏が16日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』の初日舞台あいさつに出席、大興奮の大和田は、安田が呆気にとられるほどダジャレを連発した。
劇場版シリーズ24作目となる本作は、お笑い芸人の劇団ひとりが脚本を手掛けた、夢の世界が舞台の究極のエンターテインメント。毎晩楽しい夢が見られるユメミーワールドの訪れに喜ぶしんちゃんたちだが、楽しい夢は突然悪夢の世界へ変わった。同じ頃、春日部の街にやって来た謎の少女・サキも加わり、しんちゃんたちカスカベ防衛隊が悪夢に立ち向かう姿を描く。
サキの父親で夢の研究者・貫庭玉夢彦を演じた安田は、「家族の絆や仲間を思いやる気持ちに改めて気付かされる素晴らしい映画に参加させていただいたことに感謝申し上げます」と感激しきり。安田にとって子供の笑い声は「聞いていてうれしい。耳にうるさくない」そうで、「この映画でお子さんの笑い声が聞けるのは幸せなこと」とも。また、アフレコでは何十回も録り直したシーンがあったそうで、「アニメに命を吹き込むスキルを持った声優さんに尊敬の思いを抱きました」としみじみと語った。
そんな中、本人役でシークレット出演している大和田がサプライズ登場。アニメ映画の舞台あいさつに登壇するのは初めてという大和田は、「心臓がバクバクしています」と照れ笑いしつつ、「本人役で出られるなんてあまりないですから、こんなうれしいことはありません」と出演に喜びをにじませた。その後、「わたし、寝るとバク睡してしまいます」「買い物するとバク買いになるんです」「転ぶとバク転になっちゃうんです」と自身の名前をかけたダジャレを連発。MCから「どうですか?」とダジャレの感想を求めるムチャぶりをされた安田は、先輩俳優の意外なはしゃぎっぷりに言葉を失い、ぼんやり立ち尽くすしかないようだった。
舞台あいさつにはレギュラー声優の矢島晶子(しんのすけ役)、ならはしみき(みさえ役)、藤原啓治(ひろし役)、こおろぎさとみ(ひまわり役)も駆けつけ、公開初日を祝福した。(取材/錦怜那)
『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』は全国公開中