蛭子能収、橋本マナミ愛を暴露されタジタジ「日本で一番いい女」
漫画家・俳優の蛭子能収が23日、沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」で行われた主演映画『任侠野郎』の舞台あいさつに、橋本マナミ、徳永清孝監督と共に登場し、撮影現場で「今、橋本さんは日本で一番いい女だから」「今あの子を嫌いな男なんてこの世にいないんだよ」と熱弁していたことを徳永監督から暴露され、タジタジの様子だった。
本作は、蛭子が映画初主演を務めたヤクザムービー。出所を機に極道の世界から距離を置いていた義理と人情に厚いヤクザが、戦いの世界に巻き込まれるさまを描く。そのほか出演者には、柳楽優弥、トリンドル玲奈のほか、安田顕、中尾明慶といったバラエティーに富んだ顔ぶれがそろう。
蛭子は「映画に主演するタイプじゃないのに依頼が来まして。やりましたけど、本当に申し訳ないと思っています」と自虐的にあいさつ。橋本から「蛭子さんがすごくかっこよくて、(蛭子の)意外な一面が見られて、わたしもうれしかったです」と言われると、「すごく喋るのが上手ですね」と顔を赤らめていた。
一方、徳永監督は「最初から“かっこいい蛭子さん”にしようと思っていて。(本編を)見ていただくと、最初は違和感しかなかったと思うんですけど(笑)、最終的にはその違和感がなくなっていればいいなとイメージして作りました」と明かし、撮影現場の蛭子の様子を、「朝、現場に入るなり、『今日橋本さん来るんだよね』『今、橋本さんは日本で一番いい女だから』ってウキウキしていましたね」と報告。すかさず橋本も「中尾(明慶)君にも、『(橋本は)ナイスバディーだから』とかコソコソ言ってましたよね(笑)」と追い打ちを掛け、大照れし両手で顔をおおい隠す蛭子に、会場はどっと笑いに包まれた。
"Laugh&Peace"をコンセプトに2009年より行われている本映画祭は、映画上映はもちろん、お笑い、音楽など様々なジャンルのイベントが盛りだくさん。最終日の24日には、那覇市の国際通りでレッドカーペットイベントが行われるほか、クレイジーケンバンドの横山剣ら豪華出演者が勢ぞろいの、かりゆし58率いる沖縄オールスターバンドによる「オールエンディング 島ぜんぶでおーきなバンドステージ」が波の上うみそら公園で開催される。(編集部・高橋典子)
映画『任侠野郎』6月4日全国順次公開
「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」は沖縄県内各所にて24日まで開催中