ジョー&アンソニー・ルッソ兄弟監督、麻薬王の記事をテレビシリーズ化へ
映画『キャプテン・アメリカ』シリーズの監督を務めたジョー&アンソニー・ルッソ兄弟が、ウェブメディア Atavist Magazine に掲載された、ポール・ルルーという麻薬カルテル王についての記事の映像化権を獲得したとDeadline.comなど各メディアが報じた。
【写真】ルッソ兄弟監督作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』ギャラリー
Atavistの創設者でジャーナリストのエヴァン・ラトリフが、「ザ・マスターマインド」と題されたシリーズ記事を執筆。麻薬や武器の違法売買を手掛けた巨大組織のボスであったルルーの人となりと、逮捕に至る経緯がつづられている。ルルーが手配したとされる200kgのコカインを積んだ船がトンガで見つかった2012年、足がついてルルーは逮捕された。以降、彼は政府の保護監督のもと、かつてのパートナーたちの情報を麻薬取締局に提供し、捜査協力している。ルッソ兄弟は、本作をテレビシリーズとして製作する予定とのこと。
ルッソ兄弟の最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は公開中。二人は、2部構成で製作されることになっており、パート1が2018年4月5日に全米公開予定の『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー(原題) / Avengers: Infinity War』の監督にも抜てきされている。(鯨岡孝子)