「GANTZ」フル3DCGアニメ映画は「大阪篇」を描く!白熱バトルシーン!
昨年11月に奥浩哉の人気漫画「GANTZ」がフル3DCGアニメ化されることが発表されていたが、このたびその続報として『GANTZ:O』という正式タイトルでフル3DCG長編アニメ映画化され、10月14日より全国公開されることが明らかになった。併せて、メインビジュアルと特報も公開され、まるで実写であるかのようなハイクオリティーな映像のバトルシーンがお披露目された。
「GANTZ」は、週刊ヤングジャンプで2000年から2013年まで連載されたSFアクション漫画で、死んだはずの人間達と謎の星人との壮絶な死闘を描く。2011年には二宮和也、松山ケンイチ出演で実写映画化され話題になったことが記憶に新しいが、本映画化では、原作の中でも特に人気を誇るエピソード「大阪篇」がフル3DCGのアニメで描かれる。
総監督にはテレビアニメ「TIGER & BUNNY」や映画『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』などのさとうけいいち、監督には日本初フル3DCG超大作『APPLESEED アップルシード』でCGディレクターを手掛けた川村泰、脚本には『ONE PIECE FILM GOLD』などのアニメ作品から『ライアーゲーム』シリーズといった実写作品まで緻密かつシリアスな作品を手掛けてきた黒岩勉が名を連ねている。アニメーション制作は、実写版『GANTZ』シリーズのVFXを担当したデジタル・フロンティアが担当。
日本を代表するクリエーターたちの集結というだけあって、公開された特報ではまずその映像のクオリティーに圧倒される。「新しい朝が来た 希望の朝だ」と陽気なラジオ体操の歌が響き渡り、それに不釣り合いな文言が映し出され、ただならぬ世界観を感じさせる。登場人物たちはまるで実写のようにリアルで、短い尺ながらも白熱のバトルシーンには目を奪われる。原作者・奥も「僕が多分世界一楽しみにしています」と期待を寄せたように、本編の公開が待ち遠しくなるばかりだ。(編集部・石神恵美子)