まさかの歌舞伎版「ワンピース」10月劇場公開へ 再演も決定
尾田栄一郎による国民的人気漫画「ONE PIECE」がまさかの歌舞伎化となった、「スーパー歌舞伎II『ワンピース』」がシネマ歌舞伎として10月より劇場公開される。
漫画×歌舞伎という異例のコラボレーションが実現し、市川猿之助がルフィ、ハンコック、シャンクスの一人三役をこなしたことでも話題になった本作。歌舞伎風にアレンジされたキャラクターたちが舞台、花道、客席と駆け巡り、大量の水が滝のように流れる中での大立廻りや、2階・3階席からも手が届きそうな宙乗り、ミュージカルさながらのダンスなど「スーパー歌舞伎」ならではのユニークな演出が満載で、小学生から年配まで幅広い層に支持された。
昨年10月に新橋演舞場でスタートし、今年4月26日に福岡の博多座で千秋楽を迎え、猿之助により来年再演されることも発表された本作のシネマ歌舞伎版は、2015年11月の新橋演舞場公演を撮影。上映時間2時間弱と見やすい尺に編集されている。(編集部・石井百合子)
シネマ歌舞伎『スーパー歌舞伎II ワンピース』は10月22日より東劇・新宿ピカデリーほか全国公開