ウディ・アレン最新作!死に憑りつかれた教授が“完全犯罪計画”で一変!?
ウディ・アレン監督の最新作『教授のおかしな妄想殺人』から予告編が公開され、アレン監督と初タッグとなった俳優ホアキン・フェニックス演じる、一癖も二癖もある哲学教授が“ある企て”をきっかけに豹変していく姿が披露された。
『ミッドナイト・イン・パリ』など数々の名作を生み出してきたアレン監督による最新作は、人生における不条理さを独自の考えのもとに描いたブラックコメディー。人生の意味を見失った哲学教授が、完全犯罪という奇妙な生きがいを見つけたことで生きる喜びを取り戻すさまを追う。
『her/世界でひとつの彼女』などの個性派俳優ホアキンが哲学科教授エイブ役、アレン監督の前作『マジック・イン・ムーンライト』での活躍が記憶に新しいエマ・ストーンが教授に恋心を抱く女子大生ジル役を務めている。
このたび公開された予告編では、ホアキンふんする教授エイブが暗澹(あんたん)とした気分で日々をやり過ごしている様子が映し出される。「複雑な男性って興味深いわ」と語り、彼にぞっこんなジル(エマ)の姿も。
しかし、 “ある企て”を転機に彼の人生は一転。エイブは「探し求めていた生きがいを見つけた」と極端に性格が明るくなってしまうのだった。そんな癖のある役柄をホアキンがシリアスかつコミカルに演じ分けているのが印象的だ。また、本作の舞台、海に臨むアメリカ東部の美しい街並みも堪能できる映像となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『教授のおかしな妄想殺人』は6月11日より丸の内ピカデリーほか全国公開