『メイズ・ランナー』第3弾、撮影が無期限延期へ
映画『メイズ・ランナー』シリーズ3作目『メイズ・ランナー:ザ・デス・キュア(原題) / Maze Runner: The Death Cure』の撮影が無期限延期になったとDeadline.comが報じた。撮影中に起こった主演男優ディラン・オブライエンの事故により休止していた撮影だが、オブライエンの回復が予想以上に時間を要するためだという。
ベストセラー小説の映画化で、巨大迷路に放り込まれた青年トーマスを演じるオブライエンは、列車の後部に見立てたセットから転落し顔面を負傷。順調に回復しており、現地時間5月9日から撮影再開が予定されていた。しかし、製作会社の20世紀フォックスは「ディラン・オブライエンが、療養にまだ時間をかける必要があるため、『メイズ・ランナー:ザ・デス・キュア(原題)』の再開は更に遅れることになった」と発表。事実上、無期限の延期が伝えられた。
当初2017年2月17日に全米公開予定だったが、公開日にどれほどの遅れが生じるかも不透明な状態となっている。(鯨岡孝子)