「マイノリティ・リポート」「エージェント・オブ・シールド」スピンオフがキャンセル
映画の大ヒットにかかわらず、視聴者を獲得できなかったテレビドラマ「マイノリティ・リポート」の打ち切りが正式に決まったとDeadlineなどが報じた。
同ドラマはパイロット版から視聴率は芳しくなく、3エピソードを放送したところで、第1シーズンが当初の13エピソードから10エピソードにカットされていた。そのため更新は危ういとされていたが、キャンセルが現実となってしまった。
このほかにも「エージェント・オブ・シールド」のスピンオフドラマ「エージェント・カーター」が第2シーズン限りで終了。同ドラマの主人公ペギー・カーターを演じているヘイリー・アトウェルは、2月に新ドラマ「コンヴィクション(原題) / Conviction」のパイロット版にキャスティングされていたため、打ち切りは予想されていた。
マーベルファンにとってさらに残念なことに、「エージェント・オブ・シールド」のもう一つのスピンオフドラマ「マーベルズ・モスト・ウォンテッド(原題) / Marvel’s Most Wanted」が、2度目の製作見送りになってしまったという。
同ドラマは「エージェント・オブ・シールド」の第2シーズンにバーバラ・モース/モッキンバード役でゲスト出演し、すぐにレギュラーに昇格したエイドリアンヌ・パリッキと、傭兵(ようへい)で狙撃手のランス・ハンターを演じるイギリス人俳優のニック・ブラッドの二人が主役を務めることになっていた。
スピンオフするため、二人はアメリカで3月に放送された「エージェント・オブ・シールド」のエピソードで、すでにストーリーから外されてしまっている。同スピンオフは2015年4月にも一度製作が見送られている。(澤田理沙)