ジョニー・デップの16歳娘がカンヌデビュー!女性とのキスシーン&美しい四肢も披露
第69回カンヌ国際映画祭
現地時間13日、ジョニー・デップとヴァネッサ・パラディを親に持つリリー=ローズ・デップ(16)がカンヌ国際映画祭デビューを果たした。リリーは第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品されている映画『ザ・ダンサー(原題) / The Dancer』に才能と美貌で主人公を惑わすダンサー、イサドラ・ダンカン役で出演している。
『ザ・ダンサー(原題)』は、モダンダンスと舞台照明技術の先駆者として知られるアメリカ人ダンサー、ロイー・フラーの半生を基にした作品。先日クリステン・スチュワートとの破局が報じられたばかりの歌手で女優のソコが、重い衣装装置で背中を痛めて照明で目を焼いても完璧なダンスを追求するロイーを魅力的に演じている。ドラマチックなクラシックの名曲に合わせ、腕の3倍以上もある長くたっぷりとした袖の衣装にさまざまな色の照明を当てて、腕を激しく回すことで蝶のように見せる幻想的なダンスシーンは圧巻だ。
イサドラはそんなロイーの前に現れて彼女を魅了し、転落へと導く才能と野心あふれる若きダンサー。イサドラ役のリリーは、スレンダーな体のラインがあらわになった薄い衣装で煽情的なダンスを踊り、ソコとのキスシーンにも挑んでいる。ケヴィン・スミス監督のホラー映画『Mr.タスク』(2014)のちょい役で銀幕デビューを果たしたリリーが、カンヌで女優として大きな一歩を踏み出したといえるだろう。
モデルとしても活動するリリーは、この日の公式上映には肩とウエスト部分を出した、ゴールドがアクセントになっている黒のエキゾチックなドレスで登場して観客を魅了した。コンペティション部門の審査員で、映画祭初日の審査員会見ではカンヌデビューを果たす娘にアドバイスをしたと明かしていた母親のヴァネッサも、客席で愛娘の姿を見守っていた。リリーの今後の出演作には、『Mr.タスク』のスピンオフ作品である『ヨガ・ホウザーズ(原題) / Yoga Hosers』(7月アメリカ公開)、ナタリー・ポートマンと姉妹役を務めたフランス映画『プラネタリウム(原題)/ Planetarium』などがある。(編集部・市川遥)
第69回カンヌ国際映画祭は現地時間5月22日まで開催