『マイティ・ソー』新作にナタリー・ポートマン出演せず!
『マイティ・ソー』シリーズでジェーン役を務めてきた女優ナタリー・ポートマンが、第3弾『ソー:ラグナロク(原題) / Thor: Ragnarok』には出演しないことが明らかになった。マーベルの社長ケヴィン・ファイギが Empire Film Podcast で認めた。
同シリーズのヒロイン、ジェーンを演じてきたナタリーだったが、『クリード チャンプを継ぐ男』のテッサ・トンプソンが新キャストとして発表され、テッサが新たにヒロインの役割も果たすのではないかとの憶測から、今作ではナタリーは登場しないという見方が強まっていた。
今回、ケヴィンはその件について尋ねられると「(ナタリーは)登場しないね。さまざまな理由があるけど、新作で地球のシーンはほんの少しだけなんだ。ほとんど、95パーセントが宇宙で繰り広げられるお話しだからね」と答えた。
また、ソー(クリス・ヘムズワース)とハルクことブルース・バナー(マーク・ラファロ)がタッグを組み、宇宙におけるロードムービーになると伝えられていた第3弾。マーベルの映画作品の多くが第3弾で革新的なことを成し遂げているという前例にならい、本作でも攻めの姿勢を続けるようだ。
ケヴィンは「第3弾では、僕たち自身に挑戦が待ち受けている。何年も前から“threequelitis”(3部作の第3弾は前作を超えられないの意)という言葉が使われるようになったけど、『そうならないようにしよう』と僕は言ったんだ。だから第3弾は、トーン的にも地理的にも、物事を大きく変化させ、キャラクターたちを新たな場所へ導く絶好のチャンスだと思っている。『ソー:ラグナロク(原題)』にはたくさんの異なる惑星が存在していて、9つの世界の外側にね。個人的に第2弾は少しイマイチだったかなと思うので、第3弾は魅力的な作品になることを願っているよ」と新作をアピールした。本作の撮影は7月にも開始され、全米公開は2017年11月3日を予定している。(編集部・石神恵美子)