若きハン・ソロ俳優決定に賛否両論「ハリソンに似ていない」「楽しみ」
『スター・ウォーズ』シリーズでハリソン・フォードが演じたハン・ソロの若き日を描くスピンオフ映画の主演俳優が、オールデン・エアエンライクに決定したと今月報じられたが、そのキャスティングについてアメリカでは賛否両論が巻き起こっている。
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シリーズの登場人物の中でも随一の人気を誇ると言っても過言ではない同役のオーディションには、『キングスマン』のタロン・エガートンや『セッション』のマイルズ・テラー、『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャック・レイナーといった旬の若手俳優たちも含め、2,500人以上が参加。最終的には、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の新作『ヘイル、シーザー!』で好演を見せたオールデンが、若きハン・ソロ役の座を射止めた。
報道後、米サイト The Hollywood Reporter や Entertainment Weekly のコメント欄では、賛否両論の嵐が吹き荒れている。同シリーズによく出てくる決まり文句を使った、「これはイヤな予感がするぜ! (I've got a bad feeling about this)」というコメントや、「(オールデン、)カッコ良くない」「ハリソンに全然似ていない!」と否定的な声が上がっている一方で、「いじわる言わないで様子を見ようよ!」「『ヘイル、シーザー!』の彼、すごく良かったよ。観るのが本当に楽しみだ」といった、オールデンを温かく見守るコメントも寄せられている。
今でこそ大スターのハリソン・フォードも、ハン・ソロ役で『スター・ウォーズ』(1977)に出演するまではなかなか日の目を見ず、大工として働きながらチャンスを模索していた。オールデンもハリソンのように、若きハン・ソロを演じスターダムに駆け上がっていくかもしれない。(文・取材:明美・トスト / Akemi Tosto)