浪川大輔、萩原聖人演じるキャラに「愛が重い」「彼氏にはちょっと…」
声優の浪川大輔が16日、新宿バルト9にて行われた映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』完成披露プレミア上映会に萩原聖人と共に出席、萩原が声をあてたキャラクターについて、愛が重く自分が女性だったら彼氏にはできないと話すなどして会場を沸かせた。
映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』特別映像
本作は、人気特撮シリーズ『牙狼』のアニメ版として2014年~2015年に放送されたテレビアニメ「牙狼<GARO> -炎の刻印-」の劇場版となり、浪川は主人公であるレオン・ルイスの声をテレビアニメ版から続投。萩原は劇場版から登場し、物語の鍵を握る新キャラクターのダリオ・モントーヤの声を担当する。
アニメ化されると決まった際、浪川と萩原はたまたま食事を一緒にしていたのだとか。萩原はかねてより作品のファンであったため、「俺の役がない!」と浪川に噛みついたという。劇場版で念願の出演が叶った萩原だが、司会者に浪川との共演についてもそうだったのかと問われると「はい……。はい……」と歯切れが悪く、浪川本人も「そこはそんなに」と横やりを入れるなど、コミカルなやり取りを見せた。
萩原演じるダリオは己の正義と愛を貫くキャラクター。そんなダリオについて、「愛が重いっす」と話す浪川は、さらに「僕が女性だったらダリオを彼氏にはちょっと……。ちょっと……」と難色を示す。これに萩原は「こっちからお断りですよ」と返し、客席を笑わせた。
また、アフレコ時に印象に残っていることとして浪川は、「萩原さんにボールペンを貸したんですけど、失くされたんですよ」と恨み節を語る。萩原がボールペンを持ち歩く習慣がないからと弁明するも、「持ってくる習慣がないから持って帰る習慣もないんだ。じゃあ、返せばいいんですよ」と追及。萩原は「(器が)小さいでしょ。ボールペンですよ」と反論するが、いつも買うボールペンは3色入りのものだが、萩原に貸したものは4色入りだったとなおもグチる浪川に、「8色で返すよ、8色で」と発言すると会場は笑いに包まれた。この日は、林祐一郎監督も登壇した。(取材・文:鈴木唯)
映画『牙狼<GARO> -DIVINE FLAME-』は5月21日より新宿バルト9ほか全国公開