山田孝之「勇者ヨシヒコ」新作、山形で撮影スタート!ボケと突っ込み「いつも通り」
山田孝之主演のテレビ東京系連続ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ第3弾「勇者ヨシヒコと導かれし七人」がクランクインを迎え、キャスト陣が思いを語った。
同作は、真面目で純粋な勇者ヨシヒコと奇妙な仲間たちによる、魔王討伐の旅を描いた作品。「予算の少ない冒険活劇」と銘打つだけあり、手作り感あふれるモンスターや脱力ギャグ満載でヨシヒコたちの戦いを描写。そのゆるい内容にハマる視聴者が続出した。
今回の撮影も、1作目と2作目が撮影された山形で始動。ヨシヒコ役の山田は「山形に来た時は嬉しかったです。なんか戻ってきた感があって。実際現場に入って芝居してみると、4年経っていても、その時間が一気に『パッ』と無くなり、連携具合というか、ボケと突っ込みとかがいつもどおりの感じで始まりました」と安堵(あんど)の表情を見せる。
今回は準備にもしっかり時間をかけたといい、「プロデューサー陣が皆、頭を抱えるような事を台本でどんどん入れていったりして(笑)。でもそういうのがどんどんクリアになっていっているので、これはどんどん面白くなるなって思っています」と自信たっぷりに語っている。
現場にはムラサキ役の木南晴夏、メレブ役のムロツヨシ、ダンジョー役の宅麻伸などおなじみのメンバーも集結。木南が「初日の最初の2時間位でなれましたね。もう、感覚的に『あっ、そういえばこんな感じだった』みたいな」と語れば、ムロも「さすがに4年たったらなんか思い出す作業が必要になるのかなと思って衣裳着て4人で並んだら、一切思い出す必要は無かったですね。ブランクとか無かったっていうのがすぐわかりました」と明かすなど、4年を経ても息はぴったりの様子。また「僕の印象は『懐かしい』というより、つい最近も来てた感覚でした」という監督の福田雄一は、「この前、撮影終わりで山田くんが焼肉食べながら『面白いシーン撮って美味い山形牛食って! 最高ですね!』って言ってたのが、とても幸せでした」と述懐している。(編集部・入倉功一)