高畑充希、アニメ映画声優初挑戦!神山健治新作で岡山弁ヒロインに
女優の高畑充希が、アニメ『攻殻機動隊』シリーズなどで知られる神山健治監督の劇場最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』で、アニメ映画の声優に初挑戦することが明らかになった。高畑は主人公の森川ココネを演じ、岡山弁を披露する。
これまでにテレビアニメでは2度声優を務めたことのある高畑だが、アニメ映画は今回が初めて。「私は自分の声はクセが強いように感じているので、声優としてオファーを受けた時は嬉しかった半面『私でいいんだろうか』とも思いました」というが、「神山監督が丁寧にキャラクターを伝えてくださったので、できるだけ監督のイメージに合うように、何度でもトライしたいと思います」と意気込む。
フジテレビ系月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でも方言を話す役どころに挑戦した高畑。岡山県倉敷市児島を舞台にした本作では、岡山弁を披露する。「今年だけで3つめの方言の役です(笑)。方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と語った。
併せて公開された特報映像は、そんな高畑の岡山弁ナレーションをバックに、昼寝ばかりの主人公・ココネの夢と現実が交錯したかのようなシーンを映し出していく。映像を観た高畑は、「ココネちゃんはみんなが愛せる、“かわいすぎない”キャラクターで親近感があります。舞台となる岡山の風景も美しくて、行ってみたくなりました」と胸をおどらせる。また、「お昼寝はめっちゃ得意です(笑)」とココネとは共通点もあるようで、「現場の空き時間ではだいたい寝ています。共演者に寝顔を撮られることも……」と裏話も明かした。
2020年、オリンピックを2日後に控えた日本。岡山県で父親と二人暮らしの女子高生・ココネは、所構わず昼寝をしては怒られていたが、ある時、最近いつも同じ夢を見ていることに気づく。その夢は、彼女の知らない家族の秘密につながっていた……。(編集部・小山美咲)
映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は2017年全国公開