髭男爵、ベッキー騒動で「今がどん底」所属事務所を語る
サンミュージック所属のお笑いコンビ・髭男爵(山田ルイ53世、ひぐち君)が25日、 都内で行われた映画『サウスポー』のイベントに同事務所所属のメイプル超合金(安藤なつ、カズレーザー)らと出席し、それぞれの“どん底ネタ”を語り合う中で、ベッキーの不倫騒動に揺れる所属事務所について、山田が「事務所的には今がどん底」とコメントした。
イベント後の囲み取材で「所属事務所は大丈夫ですか?」と報道陣に問われた山田は、「来ましたね~。うちの芸人たちは去年の暮れくらいから記憶がないんです」と振り返る。現在ブレイク中のメイプル超合金を「事務所の救世主」と持ち上げ、「我々は我々のできることを一生懸命頑張るだけ。騒動も、一応今収束に向かっています」としみじみ語った。
また、山田はメイプル超合金について、「うちの事務所にいなかったタイプで、今絶好調」と評しつつ、「でも、いつも同じ格好なのは危険信号。飽きられちゃう。僕の衣装も呪いの衣装。一度着ると、脱げなくなりました」と“同じ衣装を着続けると一発屋で終わる”法則を力説。
一方カズレーザーは、現在のプチブレイクを「僕らもすでに一発屋のレールに乗っている」と分析し、「これと言って何もない状態で世に出ちゃって、今、わけもわからずやっています。街を歩くと、ちびっ子たちが集まってくるようになりました」と感慨深げに話す。さらに、給料について、カズレーザーは3月のイベントで「今月の給料は5万円」とぶっちゃけていたが、この日は「先月は32万もらっています」とわずかな期間で約6倍にアップしたことを明かした。
本作は、愛する妻がこの世を去り、娘とも引き離され全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが、再び頂点を目指し娘との絆を取り戻すため奮闘する姿を描いた作品。イベントでは、ボクサーの“一発”に絡め、髭男爵、メイプル超合金、テル、ゴー☆ジャスが本作の宣伝隊長の座をかけて一発ギャグバトルを繰り広げ、メイプル超合金が見事その座を射止めた。(取材・文:名鹿祥史)
映画『サウスポー』は6月3日全国公開