苦労したシーンがまるまるカット!中村優一、口をとがらせる
イケメン俳優の馬場良馬と中村優一が共演する映画『U-31』の完成披露上映会が22日に都内で行われ、馬場、中村、根本正勝、中村誠治郎、谷健二監督が登壇。 馬場の子煩悩な一面や、中村(優)のサッカーをするシーンがバッサリカットされていた裏話などが語られた。
馬場良馬は子供のあやし方がうまい? 中村優一が印象的なシーンを紹介 画像ギャラリー
同作は週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)で連載されたサッカー漫画の実写映画化。強豪チームを解雇され全盛期を過ぎた元・日本代表選手の河野敦彦(馬場)が、かつて所属していた弱小チームへと戻り再起を目指す姿が描かれる。
それぞれ演じたチームのユニフォームを着て登場し、男同士の和気あいあいとしたトークで観客を楽しませていたこの日のイベント。馬場もテンション高々にトークを盛り上げていたが、撮影中のシリアスな演技を振り返りると「結構ツンケンしてる事が多かったので……いやそんな事なかったかな」と冗談めかしつつ、「本作を観ると(劇中で)煮え切らない自分との葛藤だったり、それを先輩や後輩に当たりちらしている部分もあったので、今終わって一つの作品として皆さんに観ていただけたのはすごくうれいしと思います」と振り返った。
印象に残っているシーンの話題では、そんなツンツンとしていた馬場が子供を抱っこしているシーンを中村(優)が紹介。「馬場さんの右手がずっとしゃべりしながらお子さんの足をこちょこちょしてるんですよ」と微笑ましいひとコマを挙げると、根本も「すごくなついていて。僕がお父さん役なのに一回も触れてないので、親たるところを見せるところを全部もっていっていかれて。いいなーって思いました」と羨ましがった。
また、撮影の裏話では谷健監督が 中村(優)のサッカーをするシーンを編集上の都合で「結構バッサリ切っています」と明かし、中村(優)が「レッドカードだよ、あれだけ練習したのに」と口を尖らせて笑いを誘う一幕も。最後は罰ゲーム付きクイズも行われ、不正解だった中村(誠)がアントニオ猪木のモノマネで「愛の告白」を行い、観客を爆笑させていた。(取材・文:中村好伸)
映画『U-31』は8月27日公開