小栗旬「ONE PIECE」完全新作で声優に!敵キャラとしてルフィと対峙
人気テレビアニメ「ONE PIECE ワンピース」の完全新作エピソードとなる「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」が7月16日にスペシャル放送され、俳優の小栗旬が主人公のルフィらと対立する敵キャラクターの声優を務めることが明らかになった。
映画『ONE PIECE FILM GOLD』(7月23日公開)の前日譚となる本作では、謎の秘宝“ピュアゴールド”に隠された、とある親子の絆が描かれる。小栗が声をあてるのは、財宝のためには手を尽くす史上最凶のトレジャーハンター、マッド・トレジャー。体中から鎖を自在に出すことができる、ジャラジャラの実の能力者であるトレジャーは、ルフィら麦わらの一味の前に立ちはだかる。
“どうしても小栗旬さんが敵役でルフィと対峙する姿を見てみたい”という製作スタッフの思いを受けた小栗。もともと「ONE PIECE」のファンだといい、「実は一度依頼をいただいたときは、“これは自分の声じゃない方がよいかな”と思う役柄だったんですけど、今回のマッド・トレジャーなら自分の声でもできるなと思って……良い役が回ってきてよかったなと思いました」と2度目の機会で出演が実現したそう。
麦わらの一味との激しいバトルシーンにも小栗なりのイメージをふくらませて挑んだが、中でも「マッド・トレジャーは笑い声が“ジャララララ”という感じで登場するので、最初台本をもらったときは“これどうしようか”と思いました(笑)。でも恥ずかしがっても仕方がないので最初から思い切り“ジャララララ”と言いました」と特徴的な笑い声にはこだわったようだ。
脚本を手掛けたのは、『ONE PIECE FILM GOLD』と同じく、『映画 謎解きはディナーのあとで』や『ライアーゲーム』シリーズなどで知られる黒岩勉。原作者の尾田栄一郎が本作のためだけに描き下ろした麦わらの一味とゲストキャラクターの衣装も見どころだ。(編集部・小山美咲)
土曜プレミアム「ワンピース ~ハートオブ ゴールド~」はフジテレビ系にて7月16日午後9時~11時10分放送予定