菅田将暉、美少女キャラに囲まれ…オタク風な仕事場公開!
俳優の菅田将暉が出演する映画『二重生活』から新場面写真が公開され、菅田演じるゲームデザイナー・卓也の美少女キャラクターに囲まれたオタク風な仕事場が披露された。
小池真理子の小説を基にした本作は、大学院の哲学科に通う平凡な学生・珠が、修士論文の担当教授から一人の対象を追い掛けて生活や行動を記録する「哲学的尾行」を提案され、妻子持ちの隣人の尾行に没入していく姿を追った作品。門脇麦が珠役で主演を務め、菅田のほか長谷川博己、リリー・フランキーらが脇を固める。メガホンを取ったのは、映画初監督となる映像作家の岸善幸。
菅田が演じる卓也は、珠と同棲中の恋人という役どころ。公開された写真では、美少女キャラのイラストが何枚も壁や棚に貼られ、沢山の書籍やデッサン人形が置かれた仕事場にいる卓也の姿が切り取られている。
珠が尾行をしている最中も机に向かってコツコツと働く卓也について、菅田は「もともと絵を描いていて、今は仕事をして生活をしていかなくてはならないから、グラフィックやゲームのデザインをしている。絵の才能がすごくあるわけではないけれど、まったく関係ないことを仕事にするのも嫌だし、と最初は嫌々はじめたところもあったと思うんです。でも頑張っていたら、評価されはじめたという過程があって」と説明。
そんな夢と現実の葛藤の末に辿りついた場所で奮闘する男の姿に感じるものがあったようで、「男としては、その過程を一番見て、褒めてほしいんですよ。大好きなものを、違う形で仕事にするつらさ。でもそれを乗り越えて、その道で評価をされるってすごいことだと思いますから」と自身の役についてアピールした。(編集部・吉田唯)
映画『二重生活』は6月25日より新宿ピカデリーほか全国公開