戸田恵梨香、初・小学校の先生役!松田龍平演じる“おじさん”と共演
松田龍平が“おじさん”を演じた映画『ぼくのおじさん』で、戸田恵梨香が小学校の先生役に初挑戦したことが明らかになった。ほか、戸次重幸、寺島しのぶ、宮藤官九郎ら追加キャストが発表された。
芥川賞作家・北杜夫の児童文学を、『天然コケッコー』などの山下敦弘監督が実写映画化した本作。ぐうたらで変わり者のおじさん(松田)の様子が小学生のぼくこと春山雪男(大西利空)の目線を通して描かれる。
先日、おじさんが一目ぼれするヒロイン・稲葉エリーを真木よう子が演じたことが明かされたが、さらに、雪男の担任みのり先生役を戸田、おじさんと同居している雪男の父・定男役を宮藤、母・節子役を寺島、ひょんなことからおじさん、雪男と知り合う老舗和菓子屋の御曹司・青木役を戸次、おせっかいな智子おばさん役をキムラ緑子、エリーの母・キャシー役を銀粉蝶が務めたことが発表された。
それぞれの劇中ビジュアルも明かされたが、小学校の先生役の戸田は黒髪の清楚なイメージで写真におさまっている。戸田は、「こうゆう雰囲気の衣装自体、今まで着ていなかったので、とても新鮮でした。逆に女の子ぽくて、こっぱずかしい感じでした」と語っており、その衣装にも注目したい。
戸次は松田演じるおじさんについて、「最初はおじさん役が松田龍平くんか?」と視聴者側と同じ驚きがあったというが、「利空くんとペアルックで並んでいる姿を見たら、妙な説得力があって、おじさんぷりがしっくりきていて驚きました」と印象を明かした。
また、メガホンを取った山下監督は、「脇を固めてくれたキャラクターに共通して言えるのは、龍平くん演じるおじさんに対して“ちゃんとした大人”に見える、という所」だというものの、「皆さんどこか妙にズレていて本人たちの持ち味がにじみ出るように演じてくれました。そのおかげで“いそうでいない”映画独自の魅力的なキャラクターになりました」と手応えを感じているようだ。(編集部・小山美咲)
映画『ぼくのおじさん』は11月3日より全国公開