ミュージカル「刀剣乱舞」黒羽麻璃央、佐藤流司ら刀剣男士が勢ぞろい!刀剣手に意気込み
「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~」の公開ゲネプロが27日、都内で行われ、三日月宗近役の黒羽麻璃央をはじめ、加州清光役の佐藤流司、小狐丸役の北園涼、石切丸役の崎山つばさ、岩融役の佐伯大地、今剣役の大平峻也らイケメン刀剣男士が勢ぞろいして、それぞれに意気込みを語った。
人気ゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」をベースに、名刀といわれる日本刀が“刀剣男士”の姿となって、歴史を変えようとする強敵に立ち向かう姿を描く本作。
昨年、トライアル公演が行われ大好評を博したばかりだが、佐藤は約半年ぶりとなる本公演について「個々のスキルアップが目覚ましいです。みんな絶対に前回と同じ過ちは踏まない。見てほしい点はいくつかあるのですが、(劇中歌に)新曲があるんです。新曲を覚えてみなさんに一緒に楽しんでもらえたらうれしい」とアピール。また、演じる加州清光についても「着飾るのが大好きなキャラクター。自分と似ているところがあるなって共感できました」と気に入っている様子だった。
佐伯は手にしたなぎなたをひるがえし、「これは武蔵坊弁慶のなぎなたです。普通のものよりかなり長いなぎなたになっています」と得意げ。大平は、源義経が自刃に使ったといわれる今剣を手に「役づくりのために実際に(義経ゆかりの)鞍馬寺に行ってみたりしたんです。歌、ダンス含め、前回より重厚な作品にできたら」と意気込んだ。
黒羽は、「顔合わせの時に茅野さん(演出家・茅野イサム)に『お前らは俺の第一部隊(ゲーム版における出陣部隊の一軍)だ』っていうすごくうれしい言葉をもらいました。いいパフォーマンスができるよう頑張っていきたい」と述べ、崎山も「世の中は伊勢志摩サミット。オバマ大統領が今日は広島を訪問するそうで、世界が日本に注目している時。この舞台を日本の誇りとして世界に発信していけるようにしていきたい」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~」は5月27日より始まる東京公演を皮切りに大阪・京都と3都市で上演