千葉雄大、袖クイ&上目遣いで男を翻弄!必殺テクを実演伝授
俳優の千葉雄大が31日、都内で行われた映画『全員、片想い』完成披露試写会に出席し、男性がグッときそうな女性の仕草を横浜流星相手に実演して黄色い歓声を浴びた。
本作は、14名の主演キャストが織りなす、映画史上もっとも切ない片想いラブストーリー。加藤雅也演じるラジオパーソナリティーの三崎が紹介する、リスナーから募った7つの片想いエピソードと、三崎自身の恋の物語が描かれる。
この日は、伊藤沙莉、中川大志、桜田通、広瀬アリス、知英、新川優愛、志尊淳、清水富美加、加藤、黒木渚(主題歌)ら豪華キャストがそろい、恋愛談議に花を咲かせた。
その中で、片想いに悩む女子高生から「男性がグッときそうな女性の仕草を教えて」と質問された千葉は、「男性は単純なので、雑誌の白黒ページに載っていることをすべてやればいいと思います」とキッパリ。そして、隣に並んだ横浜を男性、自分を女性に見立て、「例えば、『なんかゴミついてるよ』(とボディタッチする)とか、(服の袖をクイクイ引っ張って)『ねえねえどっか行こうよぉ』とか、目が合った時(にそらさず見つめる)とか」と実演して技を伝授。極めつけは、「靴紐ほどけたぁ」と言ってしゃがみながらの上目遣いで、一連の仕草を何の恥じらいもなくこなす千葉に、客席は笑いと黄色い声があふれた。
千葉は松本清張スペシャル「時間の習俗」(フジテレビ系・2014)で加藤と愛人関係を演じた際に女装姿を披露しており、それを思い出した加藤はスタッフがしり込みするほど綺麗だったと打ち明けると、「本当に上手いなぁ。そういう(女性っぽい仕草)の」と感心していた。
劇中では、いとこ同士の片想いをつづった『あさはんのゆげ』に出演した千葉。「夏休みの日常を切り取ったような自然体な作品になっていると思います。(共演の)清水さんが愛おしい映画なのでぜひ観てください」とアピールすれば、清水も「千葉さんがすごくまぶしいです。サングラス持っている方はつけた方がいいくらい」と力説。そこで終わると思いきや、千葉は「それ言ってくれるかなと思って(話を)振っちゃいました」とおどけ、会場の笑いをさらった。(取材/錦怜那)
映画『全員、片想い』は7月2日より全国公開