真剣佑、広瀬すずとの“土手ドン”語る「すずちゃん天才なんです」
俳優の真剣佑が31日、そごう横浜店で行われた映画『ちはやふる』フェスティバルスペシャルトークショーに出席、同作で主演を務めた広瀬すずとの共演シーンについて語り、「すずちゃん天才なんです」とその演技力を絶賛した。
同作は競技かるたをテーマにした末次由紀のコミックを実写映画化した青春ドラマ。千早（広瀬）、太一（野村周平）、新（真剣佑）たちのひたむきな情熱や夢を描く。
トークショーに登壇した真剣佑は撮影の思い出や共演者とのエピソードを紹介。なかでも千早と新の切ない“土手ドン”シーンの話題になると、真剣佑は「すずちゃん天才なんです。すぐ泣けるし、僕もそれで引っ張ってもらえたところもたくさんありますし、尊敬しています」とほめ称えた。
最強クイーン・若宮詩暢を演じた松岡茉優とのかるたシーンについても「クイーンぶりがすごい」とその迫力を語り、「実際演じていたときは新になっていたのであまり考えてはいなかったですが、新も負けていないところを出さないといけないと」と対峙した心境を振り返った。
また、撮影前には小泉徳宏監督から「『もののあはれ』を学んで来い」と指導を受け、2週間福井県で過ごした真剣佑。福井では焼肉屋でのアルバイトを経験し、「（周りが騒がしくなって）1日で辞めないといけなかったのですが、それでも友達ができて今でも連絡を取っています。この間キャンペーンで行ったときも会ってくれました」と素敵な出会いがあったそう。最後は製作が決定している続編に触れ、「まだ内容は決まっていませんが、よろしくお願いします」とアピールして締めくくった。（取材・文:中村好伸）
映画『ちはやふる －上の句－』『ちはやふる －下の句－』は公開中