『ズートピア』興収50億円突破でV4!二階堂ふみ&山崎賢人共演作は2位初登場!
映画週末興行成績
土日2日間(5月28日~29日)の全国映画動員ランキングが30日に興行通信社より発表され、公開6週目の『ズートピア』が4週連続でナンバーワンを獲得した。先週末も、動員32万4,549人、興行収入4億3,867万1,300円と落ちの少ない興行を展開。累計動員は412万4,504人、累計興収は53億2,975万5,500円を突破し、配給元も「興収65億円の突破も見え、2016年劇場公開作品でのナンバーワンも現実味を帯びてきた」としている。
「彼氏がいる」と嘘をついた女子高生と、自分への絶対服従を条件に彼氏のフリをするドS王子を描いた八田鮎子の人気コミックを二階堂ふみ&山崎賢人主演で実写化した『オオカミ少女と黒王子』が、小学生から20代の女性を中心に支持を集め、2位に初登場。285スクリーンで公開され、動員19万2,506人、興収2億3,362万6,300円を記録した。
クリス・ヘムズワースとシャーリーズ・セロンが出演する、グリム童話「白雪姫」をアレンジしたアクションアドベンチャー『スノーホワイト』(2012)の続編『スノーホワイト/氷の王国』が3位に初登場。587スクリーンで公開され、動員8万7,958人、興収1億1,562万7,700円を記録した。
公開7週目の『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』は動員461万4,114人、興収58億8,774万2,000円を記録し、60億円超えも確実。同じく公開7週目の『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』は動員165万6,494人、19億3,728万1,800円で、興収20億円突破が間近となった。
惜しくもトップ10入りを逃したが、ジェラルド・バトラー主演『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編『エンド・オブ・キングダム』が11位、古谷実の同名コミックの実写化で、V6の森田剛が快楽殺人犯を演じた『ヒメアノ~ル』が12位につけている。
今週末は『デッドプール』『高台家の人々』『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』『サウスポー』『FAKE』『任侠野郎』『団地』『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』『雨女』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2016年5月28日~29日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『ズートピア』:6週目
2(初)『オオカミ少女と黒王子』:1週目
3(初)『スノーホワイト/氷の王国』:1週目
4(3)『世界から猫が消えたなら』:3週目
5(2)『殿、利息でござる!』:3週目
6(4)『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』:7週目
7(6)『64-ロクヨン-後編』:4週目
8(5)『海よりもまだ深く』:2週目
9(8)『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』:7週目
10(7)『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』:5週目