『ファインディング・ニモ』続編、レズビアンカップルが登場する初のピクサー映画に?
アニメーション映画『ファインディング・ニモ』の続編『ファインディング・ドリー』(7月16日日本公開)はレズビアンカップルが登場する初のディズニー/ピクサー映画なのではないかと海外で話題になっている。
話題になっているのは、24日に公開されたアメリカ版の『ファインディング・ドリー』第2弾予告編の1分7秒ごろのシーン。新キャラクターであるタコのハンクが人間のベビーカーを乗っ取り(?)、その衝撃で赤ちゃん用の蓋付きコップが落ちるのだが、「かわいそうな赤ちゃん。拾ってあげようね」とコップを拾う女性と一緒に居るのが女性で、この二人はレズビアンのカップルなのではないかというのだ。
非常に短いシーンのためただの友達に見えなくもないが、人々はこの二人がピクサー初のレズビアンカップルだという説に大盛り上がり。USATODAY.comがディズニー/ピクサーにこの件を問い合わせたところ、回答はなかったという。
『ファインディング・ドリー』は、忘れんぼうのナンヨウハギ・ドリーの家族の思い出を探すため、カクレクマノミのニモたちが危険いっぱいの人間の世界に迷い込むさまを描くアドベンチャー映画。ちなみに、今回の予告編が初公開されたのはドリーの声優であるエレン・デジェネレスが司会を務めるトーク番組「エレンの部屋」で、エレンはレズビアンであることを公表している。
先日には、『アナと雪の女王』続編でエルサの相手役に王子様ではなく女性のパートナーを求める「#GiveElsaAGirlfriend(エルサにガールフレンドを)」というハッシュタグがTwitterのトレンドになるなど、ディズニーに対してLGBTのキャラクターの登場を求める声が高まっている。(編集部・市川遥)