中山優馬、“岡山の奇跡”桜井日奈子の親衛隊を結成!?
ジャニーズの中山優馬が1日、Zeppブルーシアター六本木での初日公演直前に行われた舞台「それいゆ」公開ゲネプロと囲み取材に来場、「岡山の奇跡」と呼ばれる桜井日奈子について「われら桜井親衛隊ですから」と高らかに宣言した。この日は、金井勇太、施鐘泰(JONTE)、辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)、佐戸井けん太も来場した。
太平洋戦争の混乱期、雑誌「少女の友」の挿絵で戦時下の少女たちに夢を届け、終戦後には「それいゆ」「ひまわり」などを出版、焼け跡の復興に生きる女性たちに「美しくあれ」と希望の光を与えたイラストレーター、中原淳一。本舞台は、戦中・戦後の暗い時代に、彼がいかにして信念を持って生きてきたのかを描き出す。
大阪公演を終え、東京公演の初日を迎えた気持ちを「稽古はたっぷりやらせてもらって。大阪でいいスタートが切れたので(東京公演が)楽しみです。メッセージ性のあるすてきなお話なので、自分で言っていいのか分からないけど、自信は持っています」と力を込める中山。
稽古の様子を「優馬を筆頭にワイワイ話し合って作りました」と辰巳が語れば、佐戸井も「非常に濃密な時間で。これだけの人数が集まって煮詰めて作るわけですから。楽しかったですね」と続けるなど、出演者たちのチームワークの良さが伝わってくる。そんな中、今回が女優デビューとなった桜井は「今まで女優さんになりたいと言ってきて。その夢が舞台で叶ったのでうれしいなと思いました」と笑顔。「稽古中にわたしが役のことで悩んでいた時も、中山さんがアドバイスをくださって、引っ張ってくれました。他のキャストのみなさんも優しくて」と信頼を寄せている様子を見せた。
また、女優デビューを果たす桜井のために「日奈子デー」と呼ばれる日が作られたことを明かす桜井。その日、演出家の木村淳とセッションをしたそうで、「わたしパニックになっちゃったんですけど、みんなが『お前はひとりじゃないよ。みんなで頑張ろう』と言ってくれた」と笑顔で振り返ると、中山が「われら桜井親衛隊ですから」と誇らしげに付け加えていた。(取材・文:壬生智裕)
舞台「それいゆ」は6月1~5日までZeppブルーシアター六本木にて上演中