布袋寅泰、氷室京介のラストライブ見ていた「心震え、感動」

　ミュージシャンの布袋寅泰が1日にブログを更新し、ロックバンドBOOWYで共に活動したロック歌手・氷室京介のラストライブを見ていたと明かし、そのパフォーマンスをたたえた。

　耳の不調などを理由に、先月23日に東京ドームで行われた「KYOSUKE HIMURO LAST GIGS」をもって、ライブ活動を無期限休止した氷室。この日の更新で布袋は、そのライブを見ていたと切り出すと、「耳の不調と戦いながら、35曲をフルパワーで歌いきったボーカリスト魂、最後まで貫かれたストイックな美学に心震え、感動しました」と感慨深げにつづった。

　BOOWYの解散以降、二人の共演はなく、氷室の引退宣言を受けた布袋が、「最後のステージはせめて一曲でも　隣りでギターを弾かせてほしい」（原文ママ）とブログにつづったこともあったが叶わず。布袋は「ステージで歌う姿をもう観れないのはとても寂しい」と心境を吐露しながら、最後は「コンディションの回復を祈ると共に、これからの創作活動を楽しみにしています」と氷室にエールを送った。（西村重人）