『007』シリーズ初の女性監督誕生か
サム・メンデスが引退を表明した『007』シリーズの次期監督候補に、『未来を生きる君たちへ』などのスサンネ・ビアの名が上がっているという。Radio Times が報じた。
先日、新しい映画を作りたいという理由で『007』シリーズから手を引くと語ったメンデス監督。その後を引き継ぐのに、ビア監督が有力候補として考えられているそうで、もし彼女に決まればシリーズ初の女性監督が誕生することになる。
また、6代目ボンドのダニエル・クレイグが6,800万ポンド(約108億8,000万円・1ポンド160円計算)でもう2本、ボンドを演じてほしいというオファーを断ったことが報じられ、ダニエルの引退も現実的なものになってきている。
それを受けて、同シリーズのプロデューサーたちが新しいボンド探しに奮闘しているそうで、中でも『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で知られるトム・ヒドルストンがボンド役を熱望していると伝えられていた。
ビア監督は、そんなトムが英国秘密情報部MI6の仕事を請け負うことになるホテルの夜間マネージャーを演じているBBCの人気ドラマ「ザ・ナイト・マネージャー(原題) / The Night Manager」でメガホンを取っており、2人の相性の良さはお墨付き。『007』シリーズでの再タッグというのも夢ではなさそうだ。(編集部・石神恵美子)