貞子&伽椰子、まさかの野球対決!呪いの剛速球にフルスイング!
映画『貞子vs伽椰子』(6月18日公開)で共演する『リング』シリーズの貞子と『呪怨』シリーズの伽椰子が1日、北海道の札幌ドームで行われた、プロ野球「北海道日本ハムファイターズvs東京ヤクルトスワローズ」戦の始球式イベントに登場、映画公開を前にマウンドで対決を果たした。
ホームチームであるファイターズを応援するファイターズガールのダンスに沸くこの日の会場。しかし、そんな和やかな空気を引き裂くように、バックスクリーンのオーロラビジョンにノイズが走り、画面からはい出てくる貞子の姿が。
あまりの恐怖に泣き出す子供も見られる中、貞子はグローブとボールを携えてグラウンドに登場。続いて伽椰子は、俊雄を傍らに、金属バットを手にしてバッターボックスへと向かう。呪いとは一切関係がなさそうな、まさかの「野球対決」の実現に、球場は異常な熱気に包まれた。
貞子が日本人メジャーリーガー前田健太選手ばりのマエケン体操を見せつけて挑発すれば、一方の伽椰子は、ファイターズ・中田翔選手の尻振りルーティンで対抗するなど、この日の二人はサービス精神もバツグンだ。
そして貞子が、呪いを込めるかのように大きく振りかぶったフォームから放った魔球は、時速96キロというまさかの速球! しかし、腕力に定評のある伽椰子は、どっしりとした構えから負けじと豪快なフルスイング。バットは見事にボールを捉え、三遊間を抜けるクリーンヒットを放った。
すぐさま一塁に走る伽椰子だが、立って歩けない設定のためわずか数歩でダウン。しかし次の瞬間、母親の背後から駆け出したのは俊雄! 一塁を踏むとすぐに母の元へ駆け寄り、歴史的な大勝利を喜び合った。その姿を呆然と見ていた貞子は、敗戦のショックでマウンド上にパタリ。最後はファイターズのマスコットキャラクター、B・Bに肩を借りて球場を後にした。(編集部・入倉功一)