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藤山直美ヘアヌード!? 16年ぶり坂本順治監督からのオファーに困惑?

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裏話をいろいろ語った藤山直美
裏話をいろいろ語った藤山直美

 阪本順治監督と藤山直美が4日、有楽町スバル座で行われた映画『団地』初日舞台あいさつに来場、藤山は監督から、本作に「ヘアヌードがあります」と告げられたことを明かして笑いを誘った。この日は、岸部一徳大楠道代石橋蓮司も登壇した。

【その他写真】晴れやかな笑顔を見せる藤山たち

 日本アカデミー賞監督賞やブルーリボン賞監督賞などに輝き、高い評価を受けた『』の主演・藤山直美と監督・阪本順治が、およそ16年ぶりに再びコンビを組んだ本作。とある団地に引っ越してきたいわくありげな夫婦と、彼らが抱える秘密を暴こうとする住人たちが巻き起こす騒動を描き出す異色のドラマだ。

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 大勢の観客で埋まった客席を見渡した藤山は、「朝早くからありがとうございます。初日なのに(舞台じゃないため)衣装も着なくていい、セリフも覚えなくていいということでありがたい。大人の楽しい喜劇だと思うので、心をあったかくして帰ってくれたらうれしいです」とあいさつ。続けて岸部が「午前中に観るのにピッタリな映画ということで」と冗談交じりに付け加え、会場を沸かせた。

 そして「最初、『団地』ってタイトルはシンプルすぎるなという声があって。『団地の妻』という案もあったけど、女性客が逃げると言われ」と振り返った阪本監督に対して、藤山も「この映画にはヘアヌードがありますと言われて。え、と驚いていたら、部屋でヌードルを食べると言われ。このおっさん、昔から何考えているのか分からない。この人には取扱説明書がないから」と茶化すと一同は笑いの渦に包まれた。

 さらに本作に出演する斎藤工のキャスティングについては「若手で、この大人4人に愛される俳優でないといけない。そんな時に彼のブログなどを調べたら、あの年齢で原田芳雄さんに心酔していた。彼ならうまくいくと思った」と明かした阪本監督。原田さんが亡くなってからは、晴れ男だった原田さんの写真を常に台本に挟んで持ち歩いているといい、「その写真を持っていると雨に降られることがない。スタッフもみんな知っているから、雨が降りそうになると『そろそろ原田さんお願いします』。この間も雲行きが怪しくなってきたんで、三脚のねじに置いたんですが、そこからポロッと落ちた瞬間に雨がザーッと降ってきた。それくらい効くんです。上からはいい加減にしてくれと言われているんでしょうが」と笑いながら、故人をしのんでみせた。(取材・文:壬生智裕)

映画『団地』は有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国公開中

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