若きハン・ソロ描く『スター・ウォーズ』新作、来年1月撮影スタート!
若きハン・ソロを描く『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画の撮影は、来年1月のクランクインを予定しているようだ。 AJFFアイコン・アワードを受賞した脚本家のローレンス・カスダンが同Q&Aイベントで明かした。
『LEGO(R)ムービー』『22ジャンプストリート』の監督コンビ、クリス・ミラー&フィル・ロードがメガホンを取り、ローレンスが息子のジョン・カスダンと共に執筆した同作。かつてハリソン・フォードが演じたハン・ソロ役には、『ヘイル、シーザー!』のオールデン・エアエンライクが決まっている。
ローレンスは「ファンには興奮してもらえると思うよ! クリス・ミラーとフィル・ロードが監督を務めるんだが、彼らは素晴らしく、おかしくて、想像力にあふれている。僕たちは一緒に素晴らしい時間を過ごしているよ」と2018年5月25日全米公開予定の同作についてコメント。「彼らはロンドンに移り、来年1月には撮影を始める予定だ」とクランクインの時期も明言した。
ローレンスは『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』の脚本家として、もともと今回のハン・ソロのスピンオフ映画のみを執筆することになっており、新シリーズの幕開けとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の脚本を担当する予定ではなかったという。当初、『フォースの覚醒』の脚本は、『トイ・ストーリー3』などで知られるマイケル・アーントが手掛けていた。
「僕はエピソード7(『フォースの覚醒』)のストーリーを考えるグループに参加するという契約を結んでいた。で、問題が発生した。マイケル・アーントは素晴らしい脚本家だが、すごくプレッシャーのかかる仕事だし、時間の制約があってうまくいかず、身を引くことになった。連絡は取り続けたよ。彼はすごくいい奴だからね。それでJ・J(・エイブラムス監督)と僕が引き継ぐことになった」と説明したローレンス。「担当はハン・ソロの映画で、『フォースの覚醒』はコンサルタントとしての参加のつもりだったけどね」と振り返った。
また、『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン監督が手掛けるエピソード8、『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレヴォロウ監督がメガホンを取るエピソード9にも関わっているといい、「ライアンは友達なんだ。コリンとも知り合ったし、新しい3部作には深く関わっている気がしているよ」と語っていた。(編集部・市川遥)