スティーヴン・キング「IT」映画化、恐怖のピエロ役はビル・スカルスガルド
スティーヴン・キングの同名ホラー小説を映画化する『イット(原題) / IT』の不気味なピエロ・ペニーワイズ役に、映画『シンプル・シモン』やテレビドラマ「ヘムロック・グローヴ」のビル・スカルスガルドが決まりそうだ。ビルが出演交渉の最終段階に入ったと The Hollywood Reporter が報じた。
ビルは、『ドラゴン・タトゥーの女』や『アベンジャーズ』のステラン・スカルスガルドを父に、『ターザン:REBORN』のアレキサンダー・スカルスガルドらを兄に持つスウェーデン人俳優。1990年のテレビ映画ではティム・カリーが演じたホラー界のアイコン的なピエロをビルがどう体現するのか、期待がかかる。ちなみに、今回の映画化企画では当初『メイズ・ランナー』のウィル・ポールターがペニーワイズを演じる予定だったが、監督交代による製作の遅れで離脱となっていた。
メガホンを取るのは、『MAMA』のアンディ・ムスキエティ監督。ITと呼ばれていた不気味なピエロ・ペニーワイズによる連続殺人事件をめぐる少年少女たちの物語を、彼らの子供時代と大人になってからの現代という2部作で描く。全米公開は2017年9月8日の予定。(編集部・市川遥)