法政大生が大絶叫!西島秀俊&竹内結子が大学にサプライズ登場!
西島秀俊と竹内結子が6日、法政大学で行われた映画『クリーピー 偽りの隣人』試写会にサプライズで登場、何も知らされていなかった会場は絶叫にも近い歓声に包まれた。この日はほかに黒沢清監督、そして同大学で教授を務める原作者の前川裕も来場した。
転居した先の奇妙な隣人にふくらむ疑惑をサスペンスフルに描き出した本作。会場に集まったおよそ600名の学生たちは、サプライズゲストの存在が告げられると「誰? 誰?」とざわつき始め、それが西島と竹内であるとわかるや悲鳴にも似た歓声を上げた。さらに両者が学生に向けて手を振るたびにその悲鳴は倍増。「カワイイ」「カッコいい」などなど、そのざわめきはしばらくやむことがなかった。
学生のパワーを目の当たりにし、「わたし自身は大学に行った経験がないので、いいなと思います」という竹内のコメントに「フーッ」と声を発する学生たち。また、この日は学生からの質問コーナーも設けられ、「学生時代に戻ったら何をしたい?」と問われた西島は、「学生の頃はリュックを背負って、一人旅をしていたので、またブラッとしたいなと。この年になるとなかなか行く機会がなくなるので、チャンスのある方は危なくない範囲で」と語った。
一方の竹内は「合コンに行って、サークルに入って……」と茶目っ気たっぷりに明かし、会場をキャーキャー盛り上げると、「ただわたしは高校生の時から働いていたので、一瞬で過ぎてしまった。たかだか3年をなぜ我慢できなかったのか。だから今は勉強がしたいです」と付け加えた。その思いは西島も同じだったようで、「実際に仕事が始まると、時間がなくなるので、もっと勉強しておけばよかったなと思う」としみじみ。
さらに「二人はどうやって俳優の道を選んだ?」という質問には、「原宿でスカウトされてというベタなきっかけで。でも仕事を始めていくうちにこの仕事を続けたいなと思ったクチなので、好きな事を見つけるのも大事ですが、続けることも大事だろうなと36にして思います」と答えた竹内。学生からは「見えなーい!」という声も上がる中、続けて「好きだから苦しいこともやろうと思うし、だけど好きだからあきらめも悪かったり。自分で何ができるのか、探すのも人生ですかね」と学生に呼びかけた。(取材・文:壬生智裕)
映画『クリーピー 偽りの隣人』は6月18日より全国公開