「ウォーキング・デッド」原作者、「ゲーム・オブ・スローンズ」著者にがっかり
人気テレビドラマにもなっているコミックス「ウォーキング・デッド」の原作者ロバート・カークマンが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティンにはがっかりだと Rolling Stone 誌のインタビューでコメントした。
「ゲーム・オブ・スローンズ」は第5シーズンで原作に追いつき、現在放送中の第6シーズンは初めて原作の先を行くことになっている。これに対するジョージの対応の仕方がロバートは気に入らないらしい。ドラマが小説よりも先にストーリーを展開していく上で、ジョージは製作側と話し合いをし、新刊のあらすじを説明。重要な出来事三つを含む、具体的なストーリーを教えたと言われている。
「僕なら絶対にそんなことはしない。その点ではジョージ・R・R・マーティンにはがっかりしている。あらすじを聞かれたら、『クソッタレ。ここからはお前ら考えろ。俺は自分のペースで書く』と言ってやればよかったんだよ」と語っている。
Digital Spy などによると、ショーランナーのデヴィッド・ベニオフはドラマが小説のネタバレになるリスクは少ないとコメント。「ドラマを観た後、小説を読んで驚くと思いますよ。今後のドラマの展開は小説とはかなり異なりますからね」と言ったという。(澤田理沙)