ビートルズ楽曲と青春の融合!ノルウェー発の音楽青春ムービーが上陸
1960年代のノルウェーを舞台に、ザ・ビートルズに憧れる少年たちを描いた青春映画『イエスタデイ』(原題:Beatles)が10月1日より日本公開されることが決定した。
ビートルズ旋風が世界を駆け抜け、ノルウェーにも押し寄せていた1960年代、オスロ。いつも一緒の高校生4人組は、屋根裏でビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のレコードを初めて聴く。それに衝撃を受け、ビートルズに憧れを抱いた4人は、“スネイファス”というバンドを結成し、自分たちもビートルズのように有名になりたいと夢を見始める。
ある日、ポールの髪型を真似ている主人公のキムは、見ず知らずの女の子ニーナと映画館で出会い、帰り道に突然キスをされる。どこの誰かわからないまま、彼女への思いだけを募らせ、渡しようのないラブレターを書くことに熱中する。一方、学校では、ヘビに襲われかけた転校生の美少女セシリアを助けたことをきっかけに、別の恋が芽生えるのだった。
本作は、ノルウェーの作家ラーシュ・ソービエ・クリステンセンが1984年に発表し、世界各国で翻訳されたベストセラー小説「Beatles」を基に映画化。音楽監督を務めたのは、2015年に再結成したa-haのメンバーで、“マグス”の愛称で知られるマグネ・フルホルメン。劇中で流れる「シー・ラヴズ・ユー」「レット・イット・ビー」といった誰もが知るビートルズの楽曲はオフィシャルで許諾されたものが使用されている。
さらに、製作総指揮には『コン・ティキ』でアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作の監督に大抜てきされたノルウェー出身のヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ。北欧を中心に活躍する新鋭ペーテル・フリント監督がメガホンを取る。(編集部・中山雄一朗)
映画『イエスタデイ』は10月1日より新宿シネマカリテほか全国順次公開