舞台「ハリー・ポッター」に大興奮のスタンディングオベーション!ついに開幕!
映画化もされた人気小説「ハリー・ポッター」シリーズの正統な続編となる舞台「Harry Potter and the Cursed Child」(日本語訳:ハリー・ポッターと呪われた子供)のプレビュー公演が現地時間7日、ロンドンのパレス・シアターでついに始まった。上演後には約1,500名の観客から大歓声&大興奮のスタンディングオベーションが送られたとTelegraphなどが報じた。
「ハリポタ」シリーズ第8作として、前作から19年後のハリーとその息子アルバスの姿を描く本作。ハリーが魔法省での仕事に忙殺される一方で、アルバスは“伝説”の家族であるという重荷に苦しめられていて……。舞台は2部作となっており、7日に上演されたのはパート1で、続くパート2は9日に上演される。プレビュー初日のチケットは即完売だったほか、発売から24時間で17万5,000枚のチケットが売れたことでも話題になった。
原作者のJ・K・ローリングも「最初のプレビュー公演の反応は……素晴らしいわ」とツイートしているように、Twitterには「感情のジェットコースターだった。言葉に何て表せない」「息をのむ音、拍手、スタンディングオベーション!」「パート2なんて関係ない。パート1をもう一度観たい。すごい演出だった」など絶賛のコメントが続々。キングス・クロス駅のプラットホームからホグワーツ魔法学校の大広間、魔法省の廊下などが見事に再現されているほか、魔法などの特殊効果も素晴らしいという。
また、笑えて、泣けて、恐ろしくもあるというひねりの効いた脚本が大きな魅力となっているようで、観客には「秘密を守って」と書かれた缶バッジが配られるなど、万全のネタバレ対策が取られている。
観客たちはそれに従い、「3度泣いた」「これまでの人生で一番の舞台だった。木曜上演のパート2が待ち切れない!!」「2001年に映画が公開されたときを思い出した。J・K・ローリング、すてきな贈り物をありがとう」「唯一残念なのは、本のように何度も何度も読み返せないこと」「魔法は本当だった」など興奮気味の感想をストーリーには触れずにツイートしている。プレビュー公演はこの後も続き、本演は7月30日に開幕する。(編集部・市川遥)