又吉の新書、1週間で13万部突破!
お笑い芸人の又吉直樹(ピース)が10日、都内で行われた新書レーベル「小学館よしもと新書」創刊記念会見に、発売から1週間で13万部を突破している新書「夜を乗り越える」を引っ提げて登場し、「本はいいものですね。読むと楽しいことがあります。チャリンコと同じ、乗るとこんなに楽しいものやって。自分も本を書き始めて本の見方が変わった」と読書の良さを語った。
この日の会見には藤田憲右(トータルテンボス)、千原せいじ(千原兄弟)、RG(レイザーラモン)、バイク川崎バイク、田畑藤本、相席スタート、タケトも出席。本レーベルはよしもと芸人たちが、現代社会を生きるのに必要な知恵やノウハウをわかりやすく書籍の形で紹介しようと企画された。又吉の第1弾に続いて、藤田の「ハンパねぇ!高校野球」(7月1日発売)、千原の「がさつ力」(8月3日発売)、RGの新書(タイトル未定、今秋発売予定)の書籍が発売される予定となっている。
千原、藤田、RGの3人はこれから発売される自身の本を全力でPR。千原は又吉を「先生」と持ち上げるなど、又吉人気にあやかろうと必死の様子を見せた。又吉は「むちゃくちゃ魅力的な先輩たちなんですけど、今回は先輩から抱き合わせで売ろうって要求が強すぎて……。せいじさんからは『家族がおんねん』って楽屋で」と困り顔だった。
また、本日マスコミの取材に応じたベッキーについて触れた藤田は「この日の会見(扱いが)薄くなるな。明日にしてくれないかな~」と嘆いた。一方の千原は不倫問題に対しては寛大な態度を見せ、「そもそも芸人もモテたくてやっているので。不倫もまあまあモテる人ばかり。昔の文学作家なんてみんなすごかった」と持論を展開して会場を盛り上げていた。(取材・文:名鹿祥史)