やっぱりジェームズ・ワン!「マクガイバー」監督に復帰
米テレビドラマ「冒険野郎マクガイバー」の前日譚ドラマ「マクガイバー(原題) / MacGyver」の2度目のパイロット版を、映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワンが監督すると The Hollywood Reporter などが報じた。
ジェームズ・ワン監督作『ワイルド・スピード SKY MISSION』
同ドラマは20代のマクガイバーを追ったアクションドラマ。5月にシリーズ化も決まったが、マクガイバーを演じているルーカス・ティルと「CSI:科学捜査班」のジョージ・イーズ以外のレギュラーは全員カットされ、パイロット版から撮り直すと報じられている。
ジェームズはもともとパイロット版を監督するはずだったが、スケジュールの都合で降板したため、デヴィッド・フォン・アンケンが監督を務めていた。撮り直されることは不本意だろうが、シリーズ化にこぎつけるだけの出来ではあったようだ。新しいパイロット版は脚本も「HAWAII FIVE-0」のショーランナー、ピーター・レンコフによって書き直されたという。
最初のパイロット版では、マクガイバーは秘密組織にリクルートされるという設定だったが、新バージョンでは、彼自身がアメリカ政府内の秘密組織を立ち上げるそう。型破りな問題解決方法と幅広い科学知識を用いて、人々の命を助けるという。高リスクのミッションには、元CIA諜報員ジャック・ダルトン(ジョージ・イーズ)がマクガイバーに同行するらしい。
先日キャスティングされたジャスティン・ハイヤーズはマクガイバーのルームメイトで、プライベートにおける彼を楽しませる役割を担うキャラクターのようだ。「マクガイバー(原題)」は今秋からアメリカで放送がスタートする予定。(澤田理沙)