長瀬智也、自由すぎる古田新太に「地獄行き」の裁き
TOKIOの長瀬智也が20日、都内で行われた映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』公開直前イベント試写会に出席し、古田新太の自由すぎる言動に抗議の声をあげた。舞台あいさつには、神木隆之介、桐谷健太、清野菜名、宮藤官九郎監督も登壇した。
地獄が舞台の本作は、17歳でこの世を去った大助(神木)が思いを寄せるクラスメイト・ひろ美(森川葵)にキスしたい一心で、赤鬼キラーK(長瀬)と一緒に地獄からの生還を目指して奮闘する青春物語。
この日は、古田演じるえんま校長の巨大像(声・古田)の前で、これまでに犯した罪を懺悔する企画が実施された。宮藤監督は、下半身は衣装でなくても大丈夫な上半身寄りの撮影の時、夜中の2時頃に古田が「寄りだろ?」とラフなスタイルで現れたことにイラッとして、わざわざ衣装を着てもらったことを「申し訳ない」と懺悔。
それに対して、えんま校長から「地獄行き」とお裁きが出るが、長瀬は「普通こっち(古田)が地獄行きじゃないですか? 仕事に対する姿勢はこっち(宮藤)の方が正しい」と抗議。さらに桐谷も「今日、古田さんが来てくれたら、(巨大像に)こんなにお金かけずに済んだ」とヤジを飛ばし、会場を沸かせた。
当初の公開日が延期され、いよいよ初日が間近に迫った本作。長瀬は「こんなロックコメディーは今までもこれからも観られない」と自信満々。宮藤監督は「この映画は試写会が多めなので、公開してからみんな本当に観てくれるのかなぁ」と不安をのぞかせて笑いを誘いつつ、「これは仏教映画です。1回より2回、3回より4回、観ただけ徳を積めます。お布施だと思って観てください」とアピールした。(取材/錦怜那)
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日より全国公開