吉田羊、連ドラ初主演に気負いなし!孤独な刑事熱演
アメリカの人気刑事ドラマ「コールドケース」の日本版「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」(WOWOW)で、吉田羊が連続ドラマ初主演を務めることが明らかになった。女性刑事を演じる吉田は、「初主演という気負いはまったくない。私らしい初主演作品になっていると実感しています」と力強くコメントしている。
【動画】「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」特別映像
ペンシルベニア州のフィラデルフィアを舞台に、未解決の殺人事件(通称・コールドケース)を解決する捜査チームを描き、2003年から2010年まで全7シーズンにわたって放送された海外ドラマ「コールドケース」。日本版では『SP』シリーズの波多野貴文監督がメガホンを取り、『64-ロクヨン-』『ストレイヤーズ・クロニクル』などの監督として知られる瀬々敬久らが脚本を担当している。
今回は神奈川を舞台に撮影中だという本ドラマの特別動画も公開。各話でひも解かれる未解決事件の映像がつなげられ、「コールドケース」にクールな表情で迫る吉田の姿がおさめられた緊迫感満載の映像となっている。
事件に関わる人々の心に深く寄り添い、真相を見つけ出していく孤独な女性刑事・石川百合を熱演する吉田は連ドラ初主演について「初主演という気負いはまったくなくて、それはスタンドプレイではなく、チーム全員でヨーイドンで同じゴールへ向かって走っていくスタイルが心地よく、私らしい初主演作品になっていると実感しています」とコメント。役柄については「絶対的な孤独を抱えている人ではありますが、それを抱えつつも乗り越えていて、でもその孤独があるからこそ同じ痛みを持つ人により深く関わっていける。心の近くに寄り添いながら共感できる『愛の人』だなと思いました」と明かしている。
また、世界的ヒットドラマの日本版の魅力について吉田は、「日本人特有の繊細さと生真面目さ、そういうのがより色濃く描かれていて、繊細であることでより深く捜査対象者の心に寄り添える、そういう日本人ならではの丁寧さを感じる作品になっています」と語っている。(編集部・海江田宗)
WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」は10月より放送