モト冬樹、高知東生をバッサリ「あれはアカン」
29日、都内で映画『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』のスペシャル試写会が開かれ、トークゲストとしてタレントのモト冬樹が登場。覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された元俳優の高知東生容疑者について聞かれたモトは「あれはアカン」と痛烈に批判した。
トークショーの後に行われた囲み取材で高知容疑者について言及したモトは、「うちの嫁なんか一度不倫したらアウトだね。裏切るということは、本当によくないと思う。俺から言うのも変だけど、高知君は奥さんも裏切っているし、社会も裏切っている。あれはアカンよ」と厳しく批判。「我々芸能人というのは、交通違反をしただけでも記事になるわけだから、普通の人よりちゃんとした生活をしなきゃならない。一番目に付くところにいるわけだから」と持論を語り、「高島さんとは共演もしているし、かわいそうだなって思う」と高知容疑者の妻であり女優の高島礼子に同情していた。また、自身の体についてはキレイに光る頭と同様に「キレイな体」と断言していた。
本作は、超絶的な速弾きに代表される類まれなテクニックでフラメンコの世界に革命を起こし、ジャンルを超えて世界中の音楽ファンを魅了した偉大なるギタリストで、2014年に66歳の若さで急逝したパコ・デ・ルシアの実像に迫るドキュメンタリー。
晩年は光る部分が多かったというパコに絡めて、モトは海外ではハゲ頭がセクシーの象徴とされていることを力説。そして、以前に訪れたスロバキアの空港では同年代の男性がハゲ頭ばかりで、若い男性もスキンヘッドにしている人が多かったので、「全然目立たなかった」と苦笑交じりに明かしていた。(取材・文:岸豊)
映画『パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト』は7月23日よりBunkamuraル・シネマほか全国公開