M-1開催!トレエン勝ち逃げ宣言?不参加を表明
「M-1グランプリ2016」の開催会見が28日、渋谷のヨシモト∞ホールで行われ、昨年敗者復活戦から決勝に進んで優勝したトレンディエンジェル(たかし・斎藤司)が不参加を表明。勝ち逃げ宣言(?)とも受け取れる場面があった。
会見には、昨年決勝に進んだメイプル超合金(安藤なつ・カズレーザー)、馬鹿よ貴方は(新道竜巳・平井“ファラオ”光)、スーパーマラドーナ(田中一彦・武智)、和牛(水田信二・川西賢志郎)と、昨年敗者復活戦でトレンディエンジェルに敗れたとろサーモン(村田秀亮・久保田和靖)らも出席。
チャンピオンとして彼らへのアドバイスを求められた斎藤は「先日、半年ぶりに休みをもらってタイに行ってきました。(優勝すると)はっきり言って、人生変わります。アメリカン・ドリームって聞いたことあるけど、ジャパンにもドリームがあるんだなと。ハリー・ウィンストン(宝飾ブランド)も買ったし。今日は(香水の)カルバンクラインのエタニティ、振ってます」と上から目線。
これに対して水田が「去年のM-1のあとで、たかしに『ああ、6位だったんですか』と眼中にない感じで言われたのが忘れられない。たかしに復讐することが今年のモチベーション」と話すと、久保田も「敗者復活戦で負けて死ねばよかったけど、まだ生きてる。『こいつらを殺す』が宿命になった」など、トレンディエンジェルへの対抗意識が渦まく。斎藤は「みなさん、まじめすぎるよね。軽い気持ちでリラックスして、漫才を楽しんでください。結果がすべてです」とエールを送った。「今年も出場するか?」という質問にたかしは「過去のM-1優勝者を見ても、得してる印象がないので」と告白。斎藤も「負ける経験も必要かもしれないけど、エントリーしないです」とコメントしていた。
「M-1グランプリ」は、プロ・アマ・所属事務所を問わない漫才頂上決定戦で優勝賞金1,000万円。28日より「M-1グランプリ事務局」でエントリーを受け付け、予選を経て決勝でチャンピオンを決定する。
この日は、出場が見込まれる尼神インター(誠子・渚)、鬼越トマホーク(坂井良多・金野博和)、三四郎(小宮浩信・相田周二)、スリムクラブ(真栄田賢・内間政成)、天竺鼠(川原克己・瀬下豊)、ハイキングウォーキング(鈴木Q太郎・松田洋昌)も登壇した。(取材/岸田智)