こじはる卒業発表後も心境かわらない?
AKB48からの卒業を発表した小嶋陽菜が30日、都内で行われた映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』プレミア上映会に出席し、現在の心境を語った。
初代総監督・高橋みなみの卒業と横山由依新体制への移行の裏で起きたドラマとは? 躍進する姉妹グループHKT48やNMB48、ライバル乃木坂46とどう戦うのか? 本作は、デビュー11年を迎え、かつてない勝負の時期に直面したAKB48の姿に迫ったドキュメンタリー作品。舞台あいさつには、入山杏奈、大和田南那、柏木由紀、木崎ゆりあ、込山榛香、島崎遥香、峯岸みなみ、宮崎美穂、向井地美音、横山由依、渡辺麻友、石原真監督も登壇した。
高橋から総監督のバトンを受け取った横山は「舞台あいさつで1人目にしゃべらせていただくのは初めてのことなのでドキドキしています」と言いながらも、「このメンバーと引き続き、AKB48グループを前に進めていきたいなと思いました」と鑑賞後の感想を力強く発表。しかし、その後の石原監督は「メンバー全員を出してあげられなくてごめんなさい」と弱々しく懺悔。AKB48グループはメンバーが120人もおり、1人1分のインタビューだけでも2時間もかかるため、インタビューをしても使用できる映像部分が少ないという。それに対して峯岸は「(インタビューに)呼び出されてもないぞ!」とプチ切れ状態。小嶋も「わたし、なんでインタビューに呼ばれなかったの?」と首をかしげていた。
そんな小嶋は先日行われた「第8回AKB48選抜総選挙」でグループからの卒業を発表したが、「発表したのはつい最近だけど、意識していたのは何年か前で、卒業に片足を突っ込みながら活動していたので(発表時から)気持ちは変わっていません」と平然とした様子。本作は「これからのAKBを作っていくメンバーの心境や物語が入っていたので、『頑張ってね』と思いながら観ました」と他人事のようなコメントで笑いを誘った。一方、小嶋と同期の峯岸は「主要メンバーの卒業は節目。陽菜の卒業を目の当たりにしたときに、自分の中で新しいAKBが始まるのかなと思うとドキドキするような寂しいような複雑な思いがあります」と打ち明けた。
本作には、それぞれの道を歩く卒業後のメンバーも出演。島崎が「わたしもいつかは卒業するので、将来はどうなるんだろうと楽しみになりました」と胸を弾ませれば、宮崎は焼肉店オーナーの元メンバー・内田眞由美を引き合いに出し、「わたしもいつアイドルを辞めて焼き肉店をオープンさせるかと思うと楽しみでしょうがない。焼肉屋をやりたい時が卒業の時なのかな」とテキトー発言で集まったファンを笑わせていた。(取材/錦怜那)
映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』は7月8日より全国公開