エマ・ワトソン『美女と野獣』歌唱シーンに苦戦
女優のエマ・ワトソンが、主演を務めるディズニー実写映画『美女と野獣』で歌を歌うことに神経をすり減らしたという。
ディズニープリンセスとして人気を誇るベルを演じているエマ。役を射止めたときは興奮したというものの、劇中で歌を披露するのは長年してこなかったために、かなり緊張したという。
エマいわく、「とてもクレイジーだったわ。子供のときに劇で歌うのは好きだったわ。でも長いこと人前で歌うことなんてなかったし、まるで自転車の乗り方をもう一度学ぶみたいだったわ。本当に参ったわ」。
世界的人気を誇るエマだが、浮かれることなく着実なキャリアを歩んでいる。そんな彼女はハリウッドに飲み込まれることはないという信念を抱いているそう。
エマは29日(現地時間)、イギリスのテレビ番組「Good Morning Britain」に出演した際にどうして地に足を付けたままでいられるのかを尋ねられると、「面白い質問ね。たぶんイギリスでは、手作り感にあふれる映画作りをしていることが多いのが、その大きな理由の一つかしら。ハリウッド映画以外の作品にも出演した経験は、とても役立っているわ。ハリウッド業界に飲み込まれずに済むと思うし」と答えていた。
エマの相手役となる野獣を演じるのはテレビドラマ「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス。そのほか、悪役ガストン役に『ホビット』シリーズのルーク・エヴァンス、置き時計の執事役でイアン・マッケラン、ポット夫人役でエマ・トンプソン、ろうそくの給仕頭役でユアン・マクレガーといった豪華キャストが出演している。日本公開は来年4月を予定している。(BANG Media International)