スピルバーグのため!ピーター・ジャクソン極秘プロジェクトを進行中!
巨匠スティーヴン・スピルバーグのために、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソンが、極秘で新作映画プロジェクトを進めているようだ。スピルバーグが NZ Herald に語った。
世界中で愛されている漫画「タンタンの冒険」を映画化した『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(2011)でもタッグを組んだことのある2人。スピルバーグは「ピーターは『ホビット』シリーズで忙しかったから、『タンタンの冒険』から遠ざからなければいけなかったんだ。今は僕の会社のためにほかの映画を作っているよ。極秘なんだ。誰一人としてそのことを知っている人はいない」と映画界の大物2人が水面下でプロジェクトを進行していることを明かし、「その後に、『タンタンの冒険』をやると思う」とかねてから企画が出ていたものの、進展が見られていなかった『タンタンの冒険』の続編についても言及した。
極秘プロジェクトの件について、ジャクソンの代理人は、時が来たらジャクソン本人が喜んでご報告するでしょうとコメントし、明言を避けたという。映画情報サイト/Filmは、過去にジャクソン監督が製作を発表していた戦争アクション映画『暁の出撃』(1955)のリメイクか、ジャクソン監督が実際にニュージーランドで起きた事件を題材に新境地を開いた『乙女の祈り』(1994)に近い作品を作るのではないか、などと推測している。極秘プロジェクトが『タンタンの冒険』の続編ではないということしかわかっていないものの、ビッグネームの2人が再びタッグを組むとなれば、映画ファンなら気にならずにはいられない。(編集部・石神恵美子)