高畑充希、蒼井優の顔拡散!彼に好かれたい必死系女子に!
蒼井優主演映画『アズミ・ハルコは行方不明』の追加キャストが発表され、高畑充希、太賀、葉山奨之、加瀬亮といった実力派俳優たちが出演していることが明らかになった。
新鋭作家・山内マリコの書き下ろし小説「アズミ・ハルコは行方不明」を、『アフロ田中』などの松居大悟監督が映画化する本作。蒼井が30歳の節目に単独主演を果たすことで話題になっていたが、この度、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」や大ヒット公開中の『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』など大活躍の高畑をはじめ、ドラマ「ゆとりですがなにか」や今年のカンヌ映画祭受賞作『淵に立つ』(深田晃司監督)といった話題作への出演が続く太賀、NHK朝ドラ「まれ」の葉山と注目の若手が顔をそろえた。
3人は、蒼井ふんする行方不明になった主人公アズミハルコの顔をグラフィティアートとして街中に拡散する若者集団のメンバーを演じる。なかでも高畑が務めるのは、中学時代の同級生(太賀)に好意を寄せ、彼と一緒にいたいという一心で、グラフィックアート活動に参加する20歳のギャル・アイナ役。
高畑は、「到底私の手には負えなさそうな、幼さと足りなさと爆発力を持った、でも守ってあげたくなるような。どんな風にお近づきになればいいか分からない女の子でした」と吐露しつつも、「撮影中は沢山沢山悩みましたが、松居監督が同じ目線で一緒に悩んで走ってくれたことや、大好きな蒼井優さんが寄り添って守ってくれたこと、年齢の若いチームのパワーに引っ張られて、なんとか乗り切れました」と撮影を振り返った。また、不可思議な事件が立て続けに起こる町の交番の巡査を加瀬亮が演じるほか、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩といった面々も名を連ねている。
物語の舞台は寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルCDショップ・中古車店・ファミレスが並ぶ典型的な郊外の街で、ある日突然姿を消したOL安曇春子(アズミハルコ・28)。彼女が消えた街に、捜索願のポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく……。彼女が消えるまでと、消えた後の二つの時間を交錯させながら、現代女子の生きざまを描きだす。(編集部・石神恵美子)
映画『アズミ・ハルコは行方不明』は12月、新宿武蔵野館ほか全国公開