『インデペンデンス・デイ』続編が初登場1位!綾野剛のFF映画は10位!
映画週末興行成績
土日2日間(7月9~10日)の全国映画動員ランキングを11日に興行通信社が発表し、エイリアンと人類の死闘を描いた1996年の大ヒットSF映画『インデペンデンス・デイ』の20年後の世界を描いた続編『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』が初登場1位を記録した。
前回の地球侵略よりさらにパワーアップしたエイリアンとの攻防を描いた同作には、ローランド・エメリッヒ監督、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラムなど第1作のメンバーが再集結。963スクリーンで公開され、動員38万1,521人、興行収入5億7,022万5,600円を記録。7月8日に行われた前夜祭上映を含む3日間の成績は、動員42万3,518人、興収6億3,345万4,100円と、夏映画一番の出足となった。
ゲームソフト「FINAL FANTASY XV」と世界観を共有するサイドストーリーを映画化した3DCGアニメ『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』が10位に初登場。44スクリーンで公開され、動員2万2,818人、興収3,551万6,460円を記録した。日本語版では綾野剛、忽那汐里が声優として参加している。
8位の『64-ロクヨン-後編』は、累計動員が129万7,110人、累計興収が15億6,463万7,000円と興収15億円を突破。『64-ロクヨン-前編』の累計興収18億8,234万6,100円と合わせて、興収35億円突破も間近だ。
『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』が、前週興収比90%と落ちの少ない興行を展開し、5位をキープ。累計動員15万9,345人、累計興収1億8,702万4,400円と、シリーズ最高興収を記録した前作の9日間対比で107%と好調に推移している。配給元は、この好調の理由について、ナイツや中川家が出演したテレビ特番や、「おしゃれイズム」にアンパンマンが出演するなど、公開後のテレビ露出も大きかったと分析している。
今週末は、『ファインディング・ドリー』『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ」』『HiGH&LOW THE MOVIE』『AMY エイミー』『ZOOMBIE ズーンビ』『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』『映画よ、さようなら』『アタック・オブ・ザ・キラー・ドーナツ』『大怪獣モノ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2016年7月9~10日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』:1週目
2(1)『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』:2週目
3(2)『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』:3週目
4(3)『ズートピア』:12週目
5(5)『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』:2週目
6(4)『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』:6週目
7(6)『貞子vs伽椰子』:4週目
8(7)『64-ロクヨン-後編』:5週目
9(8)『日本で一番悪い奴ら』:3週目
10(初)『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』:1週目